ブログ

2020.05.13

腸内フローラ検査を導入しました

腸内細菌のデータを活用して「次世代のライフスタイルを提案する」Cykinsoという会社が話題です。こちらの会社と協力し、さきたに内科・内視鏡クリニックで、自宅でできる腸内細菌検査を導入いたしました。

ヒトの体にはたくさんの細菌が共生しており、ヒトの健康や病気に影響を及ぼしています。胃に住んでいる細菌、ピロリ菌が胃がんや胃潰瘍の原因になることはお聞きになったことがある方も多いと思います。では、大腸にはどんな細菌が住んでいるのでしょうか。胃には胃酸があるため、ピロリ菌のように限られた細菌しか住むことができないのですが、大腸には3万種類、100兆から1000兆個、重さにして1-2㎏分の細菌が生息しているとのことです。

腸内細菌は便秘、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患、大腸がんなど大腸の病気に加えて、肥満やアレルギーなど多様な病態に影響を与えることが検討されています。

当クリニックでのお申し込み後、検査キットを使って便を採取し郵送していただくだけの簡単な検査で、腸内フローラカルテと腸内環境改善に向けたカウンセリングを受けられます。詳細は当クリニックのホームページをご覧ください。